子供がいると、温泉旅行ってなかなか行きにくいですよね。パパ氏もママ氏も温泉が大好きで、娘氏が生まれる前は年に2〜3回出かけていました。
娘氏が落ち着いた半年くらいの時に、どこか温泉に行こうと思いたち子連れでも行きやすい宿を探しました。
その結果、予想以上に素敵な宿が見つかり、翌年もでかけています。ホントにオススメです。
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目次
そんなに遠出はできない
温泉に行く、と言っても遠くに行くのは厳しいですよね。パパ氏たちは車で出かけることが多いですが、それでも何時間もかかるようなところは娘氏が持ちません。
本当は長野の渋温泉とか岐阜の奥飛騨なんかに行きたいところですが、都内からは少し遠い。
なので、自宅から一時間から一時間半くらいで行ける場所を探しました。
となると場所はだいたい限られる
都内から一時間ちょいで行ける温泉地となると、そう多くはありません。伊香保温泉とか箱根湯本、河口湖温泉に石和温泉あたりが候補になりました。
温泉宿を選ぶ基準は、第一に子供に優しい宿、第二に部屋に温泉があること。子供に優しいのは言わずもがな、宿全体の雰囲気も大事です。
部屋に温泉があると、子連れでも安心してお風呂につかれます。のんびりすることが目的ですから、気軽に温泉に入れる部屋付きのお風呂があることは必須でした。
石和温泉に決めた
温泉地を探していた最中、長年ネットで親交を深めた友人からオススメの宿を教えてもらいました。旅行サイトでも評判がよかったので、試しに泊まってみたところ…子連れには大当たりの宿でした。
距離も自宅から一時間半程度と程よく、高速道路の利用なので運転も楽ちんです。
石和温泉の和穣苑
教えてもらった宿は和穣苑という純和風旅館。施設やお料理が素敵なのは言うまでもないのですが、何よりもスタッフの方の対応がとても素晴らしいです。
到着から出発まで、不快な対応はありませんでした。娘氏にも、会う方みんな笑顔で話しかけてくれます。子連れにとってみると一番安心できる対応だなと感じています。
まずは子供対応について
予約する際に、あらかじめ一歳半の月齢の子供がいる旨を伝えておきました。おそらく同じようなお子さん連れの宿泊客が多いのでしょう。次のような物を準備しておいていただけました。
- 露天風呂にはお風呂で遊べるおもちゃ
- 内湯には子供用のシャンプーとボディソープ
- おむつ用のゴミ箱
- お昼寝できるように子供用のお布団
- 食事時に使用するローチェア
- 冬場に行った際には子供用の小さな半纏
シャンプーを持って行くのを忘れてしまったのですが、内湯をのぞいたら完備してあったのにはとても驚きました。かなり助かりました。
お部屋にはDVDプレーヤーやCDプレーヤーもあるので、お気に入りのDVDやCDを持って行けば好きな時に流せます。
お布団を敷いてもらえるのですが、川の字で寝られるように布団の間に隙間ができないように、気を配ったシーツの敷き方をしていただけました。
これだけでもテンション高めの子供連れに優しい宿であると確定です。本館と離れがあるのですが、お値段はそれほど変わらないので子連れであるならば離れの方が安心です。
お部屋付きの露天風呂
まさに期待通りのお風呂がそこにあります。大きめの浴槽で4人くらいなら楽々入れます。娘氏は大きなお風呂でしかも外は初めてだったのでとてもご機嫌でした。おもちゃもたくさんあって、なかなかお風呂からあがらないという・・・(^^;
内湯もいい湯加減
部屋によっては内湯も温泉を楽しめます。よく宿泊する笛吹や鶯宿などのお部屋は内湯も檜で温泉気分が高まります。
内湯も露天風呂も24時間入り放題です。のんびりするにはもってこいですが、酔っ払ってお風呂に入ると危険なのでそこは注意しましょう。
夕食もおいしくお酒も進む
夕食は和食懐石なので、味はもちろん見た目にも楽しめるように工夫が凝らされています。お酒をいただきながらのんびりと過ごしたい時間です。
もっとも娘氏が元気いっぱいなので、なかなか落ち着いて・・・というのは難しいですが、雰囲気だけでも楽しみたいですね。
器も工夫されていて、ガラスの入れ物ですが蓋が缶切りで開けられているような意匠となっています。缶切りは本物でした。
お味は本当においしくゆっくりお酒を飲む方には最適です。お酒なしだともう少しボリュームがあってもよいかもしれませんね。
御飯は懐かしの飯ごうで出てきます。おこげもできていて、締めには贅沢すぎる一品です。いつもお酒を飲むので御飯を食べきれず残してしまいますが、残った御飯は夜食用におにぎりにしていただけます。
なお、冷蔵庫の瓶ビールも無料でいただけます。とはいえ、せっかくのお夕食ですからおいしいお酒も注文しましょう。ワインから日本酒・焼酎、ウィスキーまでお酒の種類も豊富です。
子供のメニューも
訪れた時はまだ娘氏は離乳食だったので頼んでいませんが、子供用の食事メニューもあります。実際にキッズメニューを頼んでいた友人に写真を見せてもらいましたが、子供が好きそうな内容でキャラクター風に作ってあり、見た目も華やかで楽しそうでした。
今は娘氏も食べられるものも増えてきたので、次回行った際にはぜひともキッズメニュー付きで宿泊しようと思っています。
朝食も和食
ごはんのお供的なおかずがたくさんで、いつも朝から少し食べ過ぎてしまいます。お味噌汁の代わりに甲府名物のほうとうもいただけます。おかわりもできますよ。
ロビーのドリンクサービス
ネットを見ていると、しばしば酒飲みの天国などと紹介されていたりしますが、その理由がこれです。
ロビーにあるワイン・日本酒・ビールの無料ドリンクサービス。部屋のお風呂だけではなく、大浴場に行った帰りに湯冷ましついでに軽く飲んじゃいます。ついつい飲んじゃいます。
お酒以外にもピーチジュースやブドウジュースなどのノンアルコールドリンクもありますので、娘氏も楽しめます。コーヒーや紅茶もありますよ。
お酒はロビーで飲むことができますが、コーヒーや紅茶はお部屋に持って帰れます。紙コップに蓋をつけることもできますので、ゆっくり味わえます。
いくら無料で飲めるといっても、独り占めして飲んでいたり、ロビーで酔って騒いだり、酔い潰れたりといった無作法はやめましょう。
ゆっくりのんびりお酒をたしなむようにするのが、大人の休日というものです。
少し高価なお宿ですが
これだけのサービスに設備ですから、やはりお値段は少々お高めです。
- 25,000~/大人一人
祝日前などはさらに高くなってしまいます。よく泊まる笛吹や鶯宿で平日26,000円ほどです。
しかし、都心から近いということで交通費がそれほどかからず、宿でのんびりすると決めたらあまり観光もしないので、その分の出費がありません。
和穣苑に行くと決めて積み立てておいて、年に一度の贅沢のんびり旅行という選択肢もアリではないでしょうか。